‟わろてんか”と戦争

イメージ 1

わろてんか昭和16年太平洋戦争に突入しましたね、芸人さんたちにも召集令状が来て次々に出征していきます。この太平洋戦争で市民の死者も含めると日本だけで300万人を超えるといわれています。写真はハルピン近郊の731部隊(石井部隊)跡です、731部隊森村誠一さんの「悪魔の飽食」にも描かれているようにマルタと呼ばれる捕虜を人体実験した戦争犯罪の現場です。今でも焼却炉の巨大な煙突が残されています。ソ連参戦で退却するときに破壊し毒ガスなどは埋めて放置してきました、処理はしていますがまだ残されていると言います、敗戦から73年たった日本においても沖縄でも本土でもまだ不発弾が発見されていますよね、戦争はすべての人々を不幸に陥れます、そして戦争はしないと決めたのが日本国憲法です。戦力の強化は周辺国に脅威を与えるため周辺国も戦力を強化します、軍拡は悪魔のサイクルを生み出します。だから私は憲法九条を変えることには賛成できません。憲法九条を持つ国だからこそできる平和外交が必要だと思います。軍事費が増え続ける国は社会保障が切り捨てられ市民生活は厳しくなります。
特定秘密保護法共謀罪、盗聴法、安保関連法(戦争法)など市民の目を塞ぎ、耳を塞ぎ、口を塞ぐような動きが続いています。
マルティン・ニーメラーの詩を思い起こします。訳は色々とありますが

彼ら(ナチス)が最初共産主義者を攻撃したとき
私は声をあげなかった
私は共産主義者ではなかったから

社会民主主義者が牢獄に入れられたとき
私は声をあげなかった
私は社会民主主義者ではなかったから

彼らが労働組合員を攻撃したとき
私は声をあげなかった
私は労働組合員ではなかったから

彼らがユダヤ人たちを連れて行ったとき
私は声をあげなかった
私はユダヤ人などではなかったから

そして彼らが私を攻撃したとき
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった

          ― マルティン・ニーメラー ―